エディタ画面の項目連携を設定するための項目です。
リンク設定した分類項目間に親子関係を設定し、親分類項目の選択値を変更した場合に子分類項目の選択肢が自動で親分類項目の値に対応したものに切り替わるようにすることができます。
■項目連携の設定
項目連携を設定します。この操作はサイトの管理権限が必要です。
- 対象のテーブルを開きます。
- 管理メニューから「テーブルの管理」をクリックします。
- 「エディタ」タブをクリックします。
- 項目連携の設定の「新規作成」をクリックします。
- 下表に従い設定を行います。
- 「追加」ボタンをクリックします。
- 画面下部の「更新」ボタンをクリックします。
<項目連携設定画面>
<設定項目>
項目名 | 説明 | 設定方法 |
---|---|---|
タイトル | 項目連携の名称 | 任意の名称を入力 |
現在の設定 | エディタ画面で連携する項目※1 | 任意の項目の並び替え、無効化 |
選択肢一覧 | エディタ画面で連携可能な項目※2 | 任意の項目を有効化 |
※1 連携する項目は並び順の上下間で親子関係となります。親子関係となる項目の分類の選択肢一覧には、
リンクにより親子関係に設定されたサイトが指定されている必要があります。
※2 連携可能な項目はエディタ画面に表示する分類項目です。
■制限事項
「項目連携」を設定しているテーブルで「インポート」を行うと親子関係が正しく登録できない場合があります。「インポート」では表示名に重複がある場合、「項目連携」の設定に関わらず最初に見つかったデータを紐づけます。「項目連携」の子「項目」の「表示名」に重複がある場合、親「項目」の値と関連の無い子「項目」の値がセットされる可能性があります。親「項目」の値と関連の無い子「項目」の値がセットされた場合、「エディタ」を開くと子「項目」の値がクリアされ未入力の状態となります。
設定例:
住所録を新規に作成する際、都道府県を選択した場合にその都道府県の市区町村のみを表示する
<設定イメージ>
<構成例>
【テーブルとマスタデータを作成】
まずは以下のように3つの記録テーブルを作成します。
・「都道府県マスタ」テーブル
「都道府県」を「タイトル」項目で作成します。
都道府県が「東京都」「神奈川県」の2レコードを作成します。
・「市区町村マスタ」テーブル
「市区町村」を「タイトル」項目、都道府県を「分類A」項目で作成します。
【リンクの設定】
住所録テーブルは、都道府県マスタ、市区町村マスタとリンクします。
市区町村マスタは、都道府県マスタとリンクします。
親子関係としては以下のようになります。
- 「市区町村マスタ」テーブルと「都道府県マスタ」テーブルをリンクさせます。
「市区町村マスタ」を「都道府県マスタ」にドラックします。
「リンク項目」は「都道府県」を選択します。
レコードを新規作成し、「都道府県」項目で「東京都」「神奈川県」のいずれかを選択してから該当する市区町村を「市区町村」項目に入力します。(市区町村分のレコードを作成します) - 上記手順1と同様に「住所録」テーブルを「都道府県マスタ」テーブルとリンクさせます。(「住所録」を「都道府県マスタ」にドラックします。)「リンク項目」は「都道府県」を選択します。
- 同様に「住所録」テーブルを「市区町村マスタ」テーブルとリンクさせます。(「住所録」を「市区町村マスタ」にドラックします。)「リンク項目」は「市区町村」を選択します。
上記のリンク設定後は「住所録」テーブルの都道府県、市区町村にはそれぞれ登録したマスタが表示されるだけの状態になります。
【項目連携の設定】
- 「テーブルの管理」を開き「エディタ」タブから「項目連携の設定」の「新規作成」をクリックします。
- 選択肢一覧にはリンク設定された項目が表示されるので「都道府県」「市区町村」を「有効化」します。
この時、上にある項目が大分類となり、子項目の絞り込みを行う項目となるため「都道府県」を「市区町村」よりも上に設定する必要があります。 - 項目連携の設定は完了です。
- 「住所録」テーブルのエディタ画面において「都道府県マスタ」項目を選択すると、選択した内容に応じて「市区町村マスタ」には絞り込まれたデータのみが表示されます。
<POINT>
「都道府県」→「市区町村」→「丁目」のように3項目まで連携が可能です。