カスタムアプリは、「サイトパッケージのエクスポート」により出力したサイトパッケージ（JSONファイル）をサイトの新規作成ページにテンプレートとして登録する機能です。
Shelterで頻繁に利用する複数のフォルダやテーブルで構成された業務アプリの雛形をテンプレートとして登録することで、サイトパッケージを簡単に再利用できます。リンク構造をもったテーブル群のほか、サマリやルックアップなどの設定をあらかじめ含んだパッケージを登録しておけば、今後のプロジェクトや業務で素早く同じ構成のサイト群を作成でき、作業効率が向上します。
＜主な特徴＞
・親子関係をもったリンクテーブルや、フォルダを含むサイト群全体をテンプレートとして登録できます。
・リンク、サマリ、ルックアップなど複数のテーブルをまたいで設定された状態で登録できます。
・よく使うテーブル構成や業務プロセスをカスタムアプリとして登録することで、類似のプロジェクトや業務に再利用でき効率化できます。
■制限事項
登録上限は300件です。
添付ファイルおよび画像は登録できません。
説明項目には画像貼付できません。
カスタムアプリのもととなるサイトの最上位のフォルダがアクセス権の継承を行っている場合、カスタムアプリの新規作成時にアクセス権が正しく設定されず新規作成時にアクセスできない状態となります。カスタムアプリのもととなるサイトを作成する際はアクセス権の継承を行っていないフォルダから実施してください。
スクリプトが埋め込まれていてサイトIDやレコードIDなどを指定している場合にはIDが変更になるため正しく動作しなくなる場合があります。スクリプトに記述されたIDは手動で変更していただく必要がございます。
異なるShelter環境からエクスポートしたサイトパッケージをカスタムアプリとして登録する場合、レコードに格納された組織、グループ、ユーザの情報は、インポート先のIDに変換されません。
■利用方法
カスタムアプリの利用における手順は下記のとおりです。
1.カスタムアプリの登録（テナント管理者）
詳細は「カスタムアプリ機能：カスタムアプリの登録／編集／削除」を参照してください。
2.カスタムアプリの新規作成（ユーザ）
詳細は「カスタムアプリ機能：カスタムアプリの新規作成」を参照してください。