特定フォルダ配下のテーブルなどの設定情報、アクセス権限、データをJSON形式でエクスポートします。
リンクされた複数のサイトを同じフォルダ内に配置した後、フォルダ階層からサイトパッケージのエクスポートし、そのままサイトパッケージのインポートすることで、リンク関係を保ったまま複製できます。また、データを含めエクスポート・インポートすれば、データも同様にリンク関係を保ったまま複製されます。
さらにスクリプトも指定書式で記載すればリンク関係を保持したまま複製されます。詳細は下部「スクリプト処理文内のID置換の書式」を参照してください。
エクスポートするサイトの最上位のフォルダがアクセス権の継承を行っている場合、インポート先でアクセス権が正しく設定されずインポート完了時にアクセスできない状態となります。エクスポートする際はアクセス権の継承を行っていないフォルダから実施してください。
■制限事項
添付ファイルおよび画像はエクスポートできません。
■サイトパッケージのエクスポート手順
この操作はサイトの管理権限が必要です。
- 対象のフォルダやテーブルを開きます。
- 「管理」メニューから「サイトパッケージのエクスポート」をクリックします。
- フォルダを選択した場合、配下のテーブルなどが「現在の設定」に表示されます。エクスポート不要なテーブルは、対象のテーブルを選択して「無効化」ボタンをクリックします。
- データを出力する場合には、対象のテーブルを選択して「データを含める」ボタンをクリックします。
- 下表に従い、必要に応じてインデントやアクセス権などのオプション設定のチェックを変更します。
- 「エクスポート」ボタンをクリックします。設定した内容に基づいたサイトパッケージ(JSONファイル)がダウンロードされます。
<オプション設定>
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| インデント機能を使う | JSONファイルを構造に合わせてインデント、改行をするかどうか |
| サイトのアクセス制御を含める | サイトのアクセス制御設定を含めるかどうか |
| レコードのアクセス制御を含める | レコードのアクセス制御設定を含めるかどうか |
| 項目のアクセス制御を含める | 項目のアクセス制御設定を含めるかどうか |
| 通知を含める | 通知設定を含めるかどうか |
| リマインダーを含める | リマインダー設定を含めるかどうか |
スクリプト処理文内のID置換の書式
スクリプト処理文内で「// @siteid list start@」から「// @siteid list end@」にて囲まれた範囲内の数値型文字列がインポート後のサイトIDに置換されます。
※スクリプト内の記述についてはサポート対象外となりますので、貴社システム開発担当者様にて実装ください。
例)
置換前(サイトパッケージ内部の状態):エクスポート前のIDと紐づいている。
// 「// @siteid」は必ず行頭から始めます
// @siteid list start@
const sitePC = 1000;
const masterOS = [1001,1002,1003,1004];
const wiki = 1005;
// @siteid list end@
// 以降でconstの値を使用して処理をおこなう。
if (sitePc == $p.id()) { /* 何かしらの処理 */ }
・1000を2000等に置換する。
・範囲外の数値型文字列はID置換されない。
↓
置換後(インポート後のShelter内部の状態):インポート後のIDと紐づいている。
// 「// @siteid」は必ず行頭から始めます
// @siteid list start@
const sitePC = 2000;
const masterOS = [2001,2002,2003,2004];
const wiki = 2005;
// @siteid list end@
// 以降でconstの値を使用して処理をおこなう。
if (sitePc == $p.id()) { /* 何かしらの処理 */ }
