テーブル間に親子関係を設定することができます。
親テーブルで管理しているレコードのタイトルを、子テーブルの分類項目にプルダウンメニューとして表示することができます。
期限付きテーブルや記録テーブルのテーブル間で親子関係が設定されると、親となるテーブルのエディタ画面に、子レコードを作成するボタンが表示されます。このボタンから子レコードを作成すると親子双方のエディタ画面に相互リンクが作成されます。相互リンクの一覧に表示する項目はテーブルの管理によりカスタマイズできます。Wikiを親テーブルに設定した場合は、wikiに記載した内容を分類項目で表示することができます。子テーブルのテーブルの管理で分類項目に親テーブルのIDを指定することで設定します。また、自分のテーブルIDを指定した場合、テーブル内で階層構造を作ることができます。
■制限事項
「分類項目」以外では使用できません。
■リンクの設定
テーブルに親子関係を設定するための手順です。リンク設定する方法は、テーブルの「ドラッグ・アンド・ドロップ」と、個々のテーブル同士をサイトIDでリンクする「テーブルの管理」からの設定の2種類あります。
いずれも設定を行うには「サイトの管理権限」が必要です。
設定例
「WBS」テーブルを親、「課題管理」テーブルを子としてリンクを設定します。
ドラッグ・アンド・ドロップで設定する方法
- 子テーブルになる「課題管理」テーブルを開きます。
- 管理メニューから「テーブルの管理」をクリックします。
- 「エディタ」タブを選択し、「選択肢一覧」からリンクを設定する分類項目を有効化します。
- サイトメニューを開き、子テーブルになる「課題管理」テーブルをドラッグし、親テーブルになる「WBS」テーブルにドロップします。
- リンクの設定についてポップアップが表示されます。「リンク先」に親テーブルとなる「WBS」、「リンク元」に子テーブルとなる「課題管理」が表示されていることを確認し、「リンク項目」に手順3で有効化したリンクを設定する子テーブルの分類項目および表示名を設定し、「作成」ボタンをクリックします。
- リンクの作成可否を確認するポップアップが表示されますので、「OK」ボタンをクリックします。
- 「リンクの作成が完了しました。」とメッセージが表示されたら完了です。
テーブルの管理で設定する方法
- 親テーブルになる「WBS」テーブル開き、URLに表示されているテーブルIDを控えてください。
例 (.../items/100/index) - 子テーブルになる「課題管理」テーブルを開きます。
- 管理メニューから「テーブルの管理」をクリックします。
- 「エディタ」タブを選択し、「選択肢一覧」からリンクを設定する分類項目を有効化します。
- 「現在の設定」に表示された分類項目を選択し、「詳細設定」ボタンをクリックします。
- 「選択肢一覧」に手順1で控えたテーブルIDを記入し、角括弧で2重に囲ってください。
例 [[100]] - 「更新」ボタンをクリックします。
- 画面下部の「更新」ボタンをクリックします。
- 「"XXXX"を更新しました。」とメッセージが表示されたら完了です。
リンクの解除方法
- リンクが設定された子テーブルを開きます。
- 管理メニューから「テーブルの管理」をクリックします。
- 「エディタ」タブを選択し、現在リンクが設定されている分類項目を選択し、詳細設定ボタンをクリックします。
- 「選択肢一覧」に記載されている親テーブルのサイトIDを削除します。
- 画面下部の「更新」ボタンをクリックします。
- 「"XXXX"を更新しました。」とメッセージが表示されたら完了です。
リンクしたアイテムの作成ボタンを非表示にする設定
テーブル間でリンクが設定されている状態において、親テーブル側で表示される「リンクしたアイテムの作成ボタン」を非表示にする方法は下記のとおりです。
- リンクが設定された子テーブルを開きます。
- 管理メニューから「テーブルの管理」をクリックします。
- 「エディタ」タブを選択し、現在リンクが設定されている分類項目を選択し、詳細設定ボタンをクリックします。
- 「選択肢一覧」でテーブルIDの後ろにNoAddButtonを加えます。
例 [[テーブルID,NoAddButton]] - 画面下部の「更新」ボタンをクリックします。
- 「"XXXX"を更新しました。」とメッセージが表示されたら完了です。
リンクしたアイテムを作成後に親テーブル側に戻らないようにする設定
親テーブルの「リンクしたアイテムの作成ボタン」をクリックして子テーブルのレコードを作成すると、通常は親レコードの編集画面に戻ります。この設定を行うことで、作成したレコードの編集画面に留まることができます。
- リンクが設定された子テーブルを開きます。
- 管理メニューから「テーブルの管理」をクリックします。
- 「エディタ」タブを選択し、現在リンクが設定されている分類項目を選択し、詳細設定ボタンをクリックします。
- 「選択肢一覧」でテーブルIDの後ろにNotReturnParentRecordを加えます。
例 [[テーブルID,NotReturnParentRecord]] - 画面下部の「更新」ボタンをクリックします。
- 「"XXXX"を更新しました。」とメッセージが表示されたら完了です。
リンクの一覧に対して規定のビューを設定
ビュー機能と組み合わせることで、エディタ画面に表示されるリンクの一覧に対して、ビューで指定した一覧項目やフィルタ、ソートを適用することができます。設定方法は下記のとおりです。
事前準備として、子テーブル側でビューの設定を行ってください。「一覧」タブや「フィルタ」タブ、「ソート」タブで設定した内容が利用できます。
- リンクが設定された子テーブルを開きます。
- 管理メニューから「テーブルの管理」をクリックします。
- 「リンク」タブを選択し、「規定のビュー」にリンクの一覧に対して適用するビューを選択してください。
- 画面下部の「更新」ボタンをクリックします。
- 「"XXXX"を更新しました。」とメッセージが表示されたら完了です。
リンクテーブルエリアにあるリンク情報の表示順序の制御方法
親レコードの編集画面に表示されるリンク情報の表示順序を以下の手順で制御する事が可能です。「リンクしたアイテムの作成」にある子テーブルのレコードを作成するボタンの表示順序も制御されます。
- リンクが設定された子テーブルを開きます。
- 管理メニューから「テーブルの管理」をクリックします。
- 「エディタ」タブを選択し、現在リンクが設定されている分類項目を選択し、詳細設定ボタンをクリックします。
- 「選択肢一覧」に下記JSONの内容を入力し、「変更」ボタンをクリックします。
- 画面下部の「更新」ボタンをクリックします。
- 「"XXXX"を更新しました。」とメッセージが表示されたら完了です。
<jsonデータ>
"SiteId" には親サイトのサイトID、"Priority" には優先度(数値)を指定します。
[ { "SiteId": 123, "Priority": 100 } ]
"Priority"設定なしと"Priority"設定あり項目がある場合、"Priority"の設定がある方のリンク情報が先に表示されます。
複数の選択肢一覧に"Priority"を設定した場合、"Priority"に設定した値が小さい方のリンク情報が先に表示されます。